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パッション・スタイル・エレガンスの3拍子が織り込まれたタンゴミュージックを生まれ故郷アルゼンチンはブエノスアイレスはもちろんアテネ、リスボン、ヘルシンキなど世界中から新しいタンゴの方向性を探る旅。アルゼンチン=タンゴ。アルゼンチン国内いたるところで正統派なタンゴが演奏され、作られてきたことによってアルゼンチンとタンゴは同義語のように扱われるようになった。そして過去10年ほどでアストル・ピアソラに代表される “ニュータンゴ”というアルゼンチンタンゴに新たな要素を加えたものが登場する。
アルゼンチンからは神童といわれたハーモニカプレイヤーHugo Díazによる"Mi Buenos Aires Querido"
(わが愛しのブエノスアイレス) この曲はタンゴ界伝説的アーティストのCarlos Gardel にも演奏されてきたタンゴ・クラシックである。またルー・リードやトム・ウェイツとも比較されことの多いラテンパンクロックアーティストのMelingoはタンゴシンガーのEdmundo Riveroへのトリビュートとしてインドのタブラをフィーチャーした"Leonel el Feo, "を収録。
またFederico AubeleやJuan Carlos Cáceresは ベルリン、バルセロナ、パリといった国外へ旅し、移住することによってアルゼンチンタンゴの普及に貢献している。Ariel Prat をフィーチャーした "José Mármol y Tarija," はアフリカのタンゴへの影響をみることができる。アフリカンルーツはOusmane Touréがアルゼンチンタンゴに欠かすことの出来ないバンドネオンといわれるアコーディオンに似た楽器をフィーチャーし西アフリカのマニンカ語で歌われる"Dimba," を聞いても明らかである。Ousmane Touréはアフロ・ポップのパイオニアTouré Kundaのリードヴォーカリストとして知られていた。
驚くべきことにアルゼンチンについでタンゴが盛んな地域は北欧のフィンランドである。ヨーロッパ各地でタンゴの人気は時代とともに波があるのに比べ、フィンランドの土壌でタンゴは独自の発展を遂げている。このアルバムではM.A.Numminen とSanna Pietiäinen による "Kangastus." そして同じく北欧スカンジナビアのノルウェーからはSverre Indris Joner のプロデュースによるアーティスト集団Electrocutangoも登場する。
スカンジナビアから南下し、南ヨーロッパへと向かうと、上昇するのは気候だけでなく南ヨーロッパ中でタンゴ人気をうかがい知ることができる。ギリシア出身のAlexis Kalofolias はむしろロックバンドのThe Last Driveのメンバーとして知名度が高いが、彼がバンドメンバーのThanos Amorginos と映画“Sose Me” (Save Me)に提供したのが"Gia Ligo" (Just For A While)である。この曲には1950年代のギリシア人シンガーDanae Stratigopoulou によるサンプルを利用している。
またセルビアからは音楽活動家Olah Vince率いるEarth Wheel Sky Band によるツィンバロン(東欧の弦楽器)をフィーチャーした"Gipsy Tango"。ポルトガルからタンゴとファドの類似性を感じさせるLianaやブラジルからはレアなイディッシュ・タンゴを聴かせるFortunaなど世界中から新しいタンゴミュージックの方向性を探ることができる。
Watch the video: Fortuna- "Tango Idishe"
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ライナーノート:English/Spanish/French
チャリティ:L.I.F.E. Argentina
• このアルバムのジャンル:Latin
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